2010年8月アーカイブ

電気擬固法という方法は、高周波電流によって毛根を熱で固める方法です。


腋の下の毛穴から電極を入れて電気を通し、その熱で毛根を固め破壊するわけです。


この方法ですと、たしかに皮脂腺とアポクリン腺の「部は破壊されますが、多汗の原因となるエクリン腺はまったく破壊できません。


ワキガと多汗症は併発することが多く、多汗が治らなければワキガの完治とはいえず、結果的に再発するケースが多いというのが実情です。


残るは手術療法だけですが、結論から先にいえば、ワキガは現在のところ手術によってしか治せないのです。


胸の整形と同じですね。


ここまで注意深くお読みになった方はもうその理由がおわかりと思いますが、ワキガを発生させるアポクリン腺と皮脂腺およびエクリン腺の一部を手術で除去してしまわない限り治らないのです。


ただ手術治療にもいろいろな方法があります。


どれが良い悪いというのではなく、医師の熟練度、手術に対する取組み方によってその効果に差が生じることがあるというのは、先に指摘しておいたほうがよいでしょう。

ワキガの治療法には、薬物療法、理学療法、手術療法の3つがあります。


最初の薬物療法ですが、これには汗を止める制汗剤と、細菌の繁殖を抑え、においを消すことが目的の消臭剤とがあります。


塩化物や硫酸化物、タンニンなどを使用した制汗剤は、血管組織を収縮する働きを持っており、それによってアポクリン腺、エクリン腺からの汗の分泌を抑えようというものですが、その制汗作用はもちろん完全とはいえません。


消臭剤には過酸化亜鉛、ヘキサミン、硫酸オキシキノリンなどの殺菌剤が含まれています。


薬を塗ると、においを一時的に消すという効果はありますが、汗が完全に抑えられないため、発汗すると薬剤の効果が薄くなってしまうのです。


場合によってはこの制汗剤自体が非常に不快な臭いをばら撒くようです。


チョット申し訳ない例えなのですが、良かれと思ってしたことが逆効果という場合もあります。


イラン人の男性などで、これでもかと制汗剤を使っている人を見かけることです。


"日本人がワキガを嫌う"というのを百も承知のうえのことなのでしょうが、このやたらに多量の制汗剤の臭いも非常に迷惑なものです。


次に理学療法ですが、高周波治療というのは、これに当たります。


エステなどで受けられるものはおそらく、電気擬固法という治療法と思われます。


胸の整形と同様、エステなどではワキガや多汗を根底から解決することは難しいでしょう。

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